顎関節症でお悩みの方

顎関節症とは、顎の関節や耳の穴の前にある（顎関節）に異常が起こり、

○顎がいたい

○口を開けづらい

○開閉時に音がなる

症状が現れる病気となります。

一生のうち、顎に違和感や痛みなどをおぼえる人は8割にも及ぶといわれており、ほとんどの方が経験したことのある病気といえます。

この病気は、命に直接かかわる病気ではなく、自然に回復することも多く、日常生活に影響がない場合は手術などをせず様子をみて、身体のゆがみの調整から、顎関節症へアプローチを行う場合もあります。

顎関節症の原因とは？

顎関節症の原因は、まだ不明なことも多く一つの原因からではなく、複数の原因が複合的に重なり生じているのでは？と考えられています。

○あごの発達が不十分

○あご周辺の筋肉への負荷

○噛み合わせ

○下あごの骨と頭蓋骨の接続部分にある「関節円板」のずれ

○姿勢の悪さ（身体のゆがみ）

これらが組み合わさり、顎の関節を構成している骨や筋肉、靭帯の構造バランスが崩れることで、顎に痛みや違和感などをおぼえると言われています。

なぜ、顎なのに姿勢が関係するのでしょうか？

顎関節症の原因の中に姿勢の悪さがあります。なぜ顎の違和感や痛みが姿勢に関係するのかと不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、顎も全身の一部であり全身は繋がっていると考えてみるとわかりやすいかと思います。

猫背やストレートネックなど姿勢が悪い状態が続くと・・・
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骨盤や背骨など骨格にゆがみやずれが生じる
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背骨と繋がっている頸椎（首）にもゆがみが生じ始める
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首回りの筋肉バランスが崩れる
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首の筋肉と繋がっている顔の筋肉（表情筋）に負荷がかかりコリが生じる
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表情筋や首の筋肉、顎の筋肉を使うことや、噛むという動作のバランスが崩れる
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顎関節症を発症する

このように顎関節症を顎だけの原因と考えずに、身体全体の中の状態から原因を追究していくことが、顎関節症の早期回復へ繋がるのです。

当院では、顎関節症の主な原因は「骨格のゆがみ・日常生活での悪いくせ」にあると考えております。

そのため、顎関節症へのアプローチ法として姿勢や骨格全体の調整を行います。

まず、首や背骨のねじれやゆがみを整え、ねじれやゆがみのきっかけとなった生活習慣や環境などを詳しくお伺いしていきます。

そして、その中で悪習慣や悪いくせがないかチェックし、首やあごの筋肉バランスが乱れることのないようアドバイスをさせていただきます。

顎関節症のきっかけとなった悪習慣・くせを正していただくことで、一時の痛みの緩和だけでなく、再発の防止にもなります。

顎関節症でお困りの方、その他の症状が発生し日常生活に影響が出る前に、ぜひ当院へご相談ください。